中国PDDホールディングスが運営する越境ECモール「Temu」は、日本国内の販売事業者向けに展開していた招待制の「国内販売事業者の募集プログラム」をオープン制にした。プログラムは2025年1月から招待制でスタートしていたが、日本の販売事業者は招待なしで出店できるようになる。
▼国内販売事業者の募集プログラムは こちら(「Temu」のサイトにジャンプします)
「Temu」は、出店を通じて企業は新たな何百万人もの新規顧客層へリーチできるようになるとしている。
日本国内で登録し、在庫を保有する事業者であれば、招待なしで「Temu」の出店に申し込むことができるという。「Temu」によると、新規販売事業者の50%以上が、登録後20日以内に初回販売を達成しているという。
「Temu」は世界90以上で事業を展開し、安価な製品を提供。2022年9月に米国でサービスを開始し、日本では2023年7月にサービスをスタートした。効率化したサプライチェーンによって豊富な商品、価格の手頃さが消費者の支持を集めている。
「Temu」が各国の出店者を募り、その国でマーケットプレイスを展開する事業は「Local-to-Local」と呼ばれる。現在、米国、メキシコ、英国、ドイツ、フランス、イタリア、オランダ、スペイン、ベルギー、オーストラリア、ポーランド、チェコ、ハンガリー、ルーマニア、スウェーデンなどの市場で展開している。
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