デジタルマーケティングプラットフォームのDotdigital Groupは、日本法人Dotdigital Japanを設立し、日本市場での本格的な事業を始めた。
「Dotdigital」はカスタマーエクスペリエンスデータプラットフォームで、世界4500社以上の企業が導入。EC・リテール、B2B企業向けのマーケティングオートメーションツールとして、ノーコードで導入できるのが特長だ。
日本市場での展開にあたり、専任チームを設置し、日本企業のニーズに対応した支援体制を構築。また、本格展開にあたり機能をアップデートした。
言語対応
日本企業が遅延なく最新機能やアップデートを利用できるように翻訳プロセスを再構築し、速度と品質を向上。
- 機能リリースの一括同期
- 高品質で文脈に沿った翻訳の実施
- 高速かつ信頼性の高いプロセス
- 緊急修正への迅速な対応
日本企業向けのアップデート
日本の顧客企業に向けて主要な機能の強化を実施。プラットフォーム全体でより直感的でシームレスな体験を提供できるような改善点をアップロードした。
- 正しい名前の順序
- 日本語の日付形式
- 日本語での企業名表示
- ローカライズした請求書への対応
- 在庫再入荷レポート
プラットフォームのロードタイムの向上
より高速で信頼性の高い体験を提供するため、主要なインフラのアップグレードに投資し、日本におけるサイトのスピードを78%向上した。
- 一元化したグローバルデータベースを構築
- リクエストごとのクエリ数を削減
- APIの変更により、フロントエンドの負荷を軽減
日本国内向け新たなサービス開発・提供
より高速で信頼性の高い体験を提供するため、主要なインフラのアップグレードに投資し、日本におけるサイトのスピードを78%向上した。
- 一元化したグローバルデータベースを構築
- リクエストごとのクエリ数を削減
- APIの変更により、フロントエンドの負荷を軽減
Dotdigital Japanの上﨑理会子氏(カントリーマネージャー)は、日本国内のDotdigital導入企業における効果について、「顧客から『メールマガジンが届かない』と言ったクレームの激減、導入後3週間でカゴ落ち対策経由の売り上げが8倍に伸長した事例もある」と話す。
クロスチャネル戦略において、チャネルのデータを一元化しAIを活用することで効率化を図る、顧客体験においてはパーソナライズが必要不可欠になっている。こうしたことをまるっと実現できるのがDotdigitalだ。人材不足のなかでAIを活用してリソースを省き、いかによりよい顧客体験を提供していくかを実現するために法人化した。
日本における事業戦略では、プロダクト・ピープル・パートナー・ブランド認知の2つを軸にしている。「日本のお客さまの顧客体験を向上させる」というミッションを掲げ、事業を進めていきたい。(上﨑氏)
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Dotdigital Japan カントリーマネージャーの上﨑理会子氏
著者情報
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