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悩み・課題を解決に導くためのツールやサポートを手がける企業を「各種条件から自分で探す」「コンシェルジュに探してもらう」ことができます。また、支援企業や
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専門家が解説

ECサイト制作を手がける会社
基礎から失敗しない選び方のポイント

株式会社スタジオカレン
取締役 鈴木 孝平

東京都出身。Webプロデューサー・ディレクター歴は10年以上。これまでに手がけたサイトは4000以上。ECサイト・D2Cサイト・コーポレートサイトまでジャンルを問わない提案を得意としています。
趣味はお酒と料理とガジェット集め。

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ECサイト制作で外注できる内容

  • コンセプトワークのデザイン
  • サイト設計
  • ページデザイン
  • バナー制作
  • コーディング
  • カートシステム実装
  • 撮影
  • チラシ制作
  • 商品登録
  • カタログ制作
  • 動画制作 など

ECサイト制作の業務を依頼しようとする前に押さえておくべきこと

さまざまな制作項目を一括で発注できる制作会社を選べば、コミュニケーションが取りやすくなるので、発注先管理がとてもしやすくなります。たとえば、サイト制作会社1社に発注をまとめることができれば、品質が担保され、制作進行もスムーズになります。また、コミュニケーションコストも削減することができます。
発注先企業の業務フローをヒヤリングしないECサイト制作会社は避けた方がよいでしょう。ECサイトを作ることがゴールではありません。その後の運用が重要です。業務フローに適したECサイト制作を心がける制作会社を選択するようにしましょう。
また、広告運用についてヒヤリングし、提案するECサイト制作会社はチェックしておきたいところです。ECサイトは運用が重要ですので、集客までサポートしてくれる制作会社を選択したいところです。
また、ECに関するツールについて熟知している、ECビジネスに精通している、技術力が高い、といったところも事前に把握しておきたいポイントです。

ECサイトの制作を支援するサービスや会社の選定ポイント

ECサイト制作会社などのサポート企業は、自社の成長に欠かせないパートナーです。まず、選択をする場合、パートナーという視点で選ぶようにしましょう。
制作会社を選ぶ際には多くの軸があります。自社の現状、課題、商材などを踏まえ、選択軸を検討してみましょう。

制作会社を選択する際のポイント

  • ECサイトの制作に強い
  • 売上増、利益増などに成功した実績
  • 制作会社の所在地(例:自社の所在地から近い など)
  • 得意商材
  • 使用しているECプラットフォーム(ショッピングカート、ECパッケージなど)の実績
  • マーケティングの知見、支援実績 レスポンスが早い
  • システム連携などの実績(例:基幹システムとの連携 など
必ず押さえておくべきポイントは、「ECサイトの制作実績」「制作企業の業績アップの実績」です。必須ではありませんが、使用しているECプラットフォームの実績はあったほうがベターでしょう。。

初めてECサイトを作る際の選択例

初めてECサイトを制作する際に、制作会社を選ぶ時の軸をお伝えします。最重要視したいのは、制作だけの提案だけでなく、売るための施策(広告運用、マーケティング施策)なども含めた提案をしてくれるサイト制作会社を選びましょう。なぜなら、ECサイトを構築するのがゴールではありません。商品を売り、業績を伸ばしていくためにECサイトを制作するからです。これらを踏まえて、きちんと提案してくれる制作会社を選びましょう。
●売り場選び
自社ECサイトにするか、それともECモールにするか。両方を展開するか。ビジネス全体の設計も含めて、制作に取りかかる上での優先順位を付けてくれる制作会社を選ぶようにしたいです。また、ECサイトの運営には“人”が必要です。そのため、ヒューマンリソースを気にしてくれる制作会社が良いでしょう。それを踏まえ、ビジネスプラン、時間軸の両方でヒヤリングしてくれる、そして売り場選定から制作、運用面まで全体提案してくれる会社がベストです。
●予算軸
  • 事業者が提示する大枠の予算内で制作する
  • 制作会社から提示された概算予算内で制作する
  • スタートアッププランを提供する制作会社で制作する など
●ECプラットフォーム選び
すでに説明した通り、使用しているECプラットフォーム(ショッピングカート、ECパッケージなど)の実績は重要です。カート軸の選択ポイントも押さえておきましょう。
  • ECで実施したい要件を提示しポイント化する(例:10点中、何点を獲得できるか)。
  • 商材(特定商材に強いECプラットフォームなどがあります)
  • マーケティング(マーケティング機能が充実している、マーケティングツールとの連携が容易にできるなど

ECサイトをすでに運用している場合の選択例

不満があってきりかえるケースがほとんど。
  • 細かくわかれる、切り替えた際の原因を要件に含める。
  • 不満ポイントを客観的にちゃんと分析・要件に含める。
  • 切り替え先に何を求めるのかを明確化してちゃんと求める。
  • 既存ベンダーにも協力を仰がないといけないため、マニュアル化しないといけない。社内ドキュメントの整備はとても重要。
  • 基本→使ったことがあるカートでも、カート屋のマニュアル、独自マニュアル意外のイレギュラーなものがあるので、それもドキュメントに入れる。
  • 最終的には自社の資産になる。
  • 責任分界点
  • 切り替え基幹を設ける(引き継ぎ、質問期間)
  • 素材の共有を受けておく(素材の契約がどうなっているか、というのがある)

制作会社の提案を受ける前に準備しておくべきこと

以下のようなサイト制作に関する情報を、見積もりや提案を受ける前に制作会社に伝えましょう。最適な提案、見積もりを受けるために重要なことです。
  • ECサイト制作に関する要素(例:コンセプト、めざすECサイトなど)
  • KPI(例:売上高、あるべき姿、改善か所 ※必ずしも定量評価でなくてもよい)
  • 全体予算
  • 社内体制(どういう役割の人がどれだけいてとか、制作会社がイメージしやすい情報
  • 新規のECサイト構築かリニューアルか
  • 新規のECサイト構築の場合、ECプラットフォームの指定があるか否か
  • ECプラットフォームの移行作業が発生するか否か
  • ドメインの取得状況
  • サイトマップ(必要ページ数)
  • 販売する商品情報
  • 商品の強み
  • 他社商品との差別化ポイント
  • 競合サイト情報(ページのURLを2-3つ程度あるとよい)
  • 業界での位置づけ
  • ECサイトのメインターゲット
  • サイトのコンセプト
  • 参考にしたいサイト(ページURLを2-3つ)とその理由
  • 参考にしたくないサイト(ページURLを2-3つ)とその理由(ページURLを2-3点) など

ECサイトの制作を支援するサービスの導入、会社への依頼に関する料金・費用感、見積もりのポイント

「解約の縛りがある」ため、「やむを得ない理由による店舗閉店後も費用が発生する」といったケースが発生することがあります。契約前に解約時の条件はしっかり確認しておきましょう。
また、ECサイト制作会社の担当者の熱意やサポートへの姿勢も重要です。費用面だけではなく、担当者の熱意やサポートへの姿勢といった定性的な面も含めて、総合的に比較検討するようにしましょう。
見積もり後、全体の相場観を把握することも重要です。複数社から見積もりを取った後、その金額が適正化なのか否かを、知り合いなどを通じて確認することも手段の1つです。見積もり内で「一式」といった“ざっくり”な項目は、きちんと内訳を説明してもらうようにしましょう。目に見えないものは見える化することです。
そのほかには、見積もり対象外の項目の記載、修正・回収などの明示、動作検証環境の明示のほか、人件費と時間を把握するためにテスト作業についても算出してもらうようにしましょう。

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