日本郵便は「郵便局アプリ」に郵便・物流サービスを拡充する。5月26日からは「ゆうパックスマホ割アプリ」で提供していた全てのサービスや割引などを、「郵便局アプリ」で利用できるようにした。
今回の機能追加は、別アプリで展開していた「ゆうパックスマホ割アプリ」と「郵便局アプリ」の統合に向けた動きの1つ。今後、「ゆうパックスマホ割アプリ」は8月下旬に提供を終了。「郵便局アプリ」に統合する。
「郵便局アプリ」に「ゆうパックスマホ割サービス」の機能を追加したことにより、「カード事前決済で作成」で送り状を作成する際に、受取人に受取場所の入力を依頼する機能も実装。差出人から受取人へ、SNSやメールなどにより、郵便局アプリが発行した受取場所の入力用URLを送付することで、相手先の住所がわからなくても荷物を送ることができる。
受取人は、自宅などのほか、郵便局、コンビニ、宅配ロッカーで荷物を受け取ることができる。この機能拡充により「ゆうパックスマホ割アプリ」で提供していた全てのサービスが「郵便局アプリ」で利用可能となった。

5月30日には、「ゆうパックスマホ割アプリ」から「郵便局アプリ」へアドレス帳(住所録)・作成履歴(送り状履歴)を移行できるようになる。なお、「ゆうパックスマホ割アプリ」側の送り状作成・編集機能などは5月30日に停止した。

著者情報
EC運営者向けの解説記事とニュース記事を中心としたメディアサイト「ネットショップ担当者フォーラム」を運営しています。
競合企業の動向チェック、消費者動向などがわかるニュース記事や、EC担当者の業務に役立つ実践的なノウハウ記事をはじめ、海外の最新事例や動向が学べる海外ECに関するコンテンツ、通販・ECの専門家によるコラムなどを掲載しています。
- 最新情報をGetできる無料メールマガジン「ネットショップ担当者フォーラム通信」はこちら