日本郵便は5月26日から、体験版として2024年11月から提供していた「デジタルアドレス」を正式版として本格的に展開した。
「デジタルアドレス」は、住所を7桁の英数字に変換し、伝えられる新しいサービス。サービス開始時点では、日本郵便が提供する郵便局アプリのゆうパック・ゆうパケットの「送り状作成機能」で利用可能。「デジタルアドレス」入力欄に7桁の英数字を入力することで、「ゆうID」に登録済みの住所が自動で反映される。
「デジタルアドレス」は、住所ではなく個人の「ゆうID」に紐づく。引っ越しなどで実際の住所が変更になった場合でも、登録している住所を変更するだけで、同じ「デジタルアドレス」を使い続けることができる。家族や友人、各種サービス提供者との情報共有もよりスムーズになるという。
日本郵便によると、ITの普及によるWebでの住所入力機会やECによる配送の増加など、住所の使われ方が変化。より柔軟で簡便な運用へのニーズが高まっていることから、住所入力の手間や各種サービスにおける住所情報の取り扱いの利便性向上をめざして開発した。
著者情報
EC運営者向けの解説記事とニュース記事を中心としたメディアサイト「ネットショップ担当者フォーラム」を運営しています。
競合企業の動向チェック、消費者動向などがわかるニュース記事や、EC担当者の業務に役立つ実践的なノウハウ記事をはじめ、海外の最新事例や動向が学べる海外ECに関するコンテンツ、通販・ECの専門家によるコラムなどを掲載しています。
- 最新情報をGetできる無料メールマガジン「ネットショップ担当者フォーラム通信」はこちら
