ECサイト構築プラットフォーム「ecbeing」を提供するecbeingの発表によると、富士キメラ総研が発行する「ソフトウェアビジネス新市場2025年版」が公表した2024年度のECサイト構築(カスタマイズ型/SaaS)構築ソリューション市場規模は前年度比12.6%増の473億円だった。
ECサイト構築(カスタマイズ型/SaaS)ソリューション市場規模は、国内主要ベンダーの売り上げを合計した数値。「ソフトウェアビジネス新市場2025年版」で明らかにされた。
なお、ECサイト構築(カスタマイズ型/SaaS)ソリューション市場で国内シェア1位はecbeingで、シェア1位は17年連続。
ECサイト構築(カスタマイズ型/SaaS)ソリューション市場は、個別の開発ニーズは残りつつも、業務標準化、ITコスト削減、運用効率化を目的としてパッケージ化の導入が進み、ソフトウェア市場は拡大してきた。
一方で、さらなる業務標準化、ITコスト削減、迅速なシステム導入、場所を問わないシステム利用などを目的として2010年代以降、パッケージからクラウド(SaaS/PaaS)への移行が進んだ。特に、カスタマイズニーズの低い汎用的な機能にとどまるECビジネスではクラウド利用が進んでいる。
生成AIへの注目度が急速に高まった2023年は生成AI元年と言える。2024年は生成AIアプリケーションの実用化に向けた取り組みがユーザー側・ベンダー側双方で活発化。ソフトウェアベンダーにおいても生成AI技術の搭載に向けた取り組みが本格化しつつある。
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