ヤマト運輸は11月10日、小さな荷物を宅急便レベルの翌日配達でポストに投函する配送サービス「ネコポス」の取り扱いサイズと受け取り方法を変更する。
取り扱いサイズの拡大
これまでは厚さ2.5cm、縦が上限31.2cm以内・下限23.0cm以上、横が上限22.8cm以内・下限11.5cm以上だったが、これを変更。厚さ3cmまで、三辺60cm以内、長辺を34cm以内(下限は縦23.0cm・横11.5cm)に拡大する。
受け取り方法の変更
郵便受けに届けられない場合の受け取り方法として「置き配」に対応。クロネコメンバーズ会員は「お届け予定通知」から受け取り場所をあらかじめ指定することで、郵便受けに届けられない場合、「置き配」で受け取ることができる。
「置き配」の指定は公式アプリまたは「クロネコメンバーズ」会員ページ内の「My荷物一覧」から受け取り場所を選択することで利用できる。
「ネコポス」はヤマト運輸と契約した法人、個人事業主、契約のある個人間取引サイト(フリマ、オークション)を利用する個人が利用できる配送サービス。
フリマ・オークションサイトなどCtoCプラットフォームを通じた個人間取引の荷物の配送に関してはすでに取扱サイズを拡大。「メルカリ」「ヤフオク!」「PayPayフリマ」など、ヤマト運輸の配送連携APIを利用している事業者に対して「ネコポス」の取り扱いサイズを拡大している。
2020年に厚さ2.5センチメートル以内から3.0センチメートル以内に広げた。
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