GMOメイクショップは、日本郵便の住所を7桁の英数字に変換・伝達する新サービス「デジタルアドレス」を、オーダーメイド型ECサイト構築プラットフォーム「GMOクラウドEC」に導入した。
「デジタルアドレス」に対応することで、ECサイトにおける煩雑な住所入力の手間を大幅に削減し、顧客の購買体験向上やEC事業者の業務効率化、配送ミスの削減などにつなげる。
「デジタルアドレス」は5月から日本郵便が開始した新サービス。日本郵便のサービスを便利に利用するためのID「ゆうID」に登録している住所を7桁の英数字に変換、郵便番号を含む都道府県から町域、建物情報など住所情報の全文を7桁の英数字で表現する。既存の住所の代わりに「デジタルアドレス」を利用すると、住所データを簡潔に伝えることができるようになる。引っ越しなどをしても一生涯に渡って同じ「デジタルアドレス」を持ち続けることもできるという。

GMOメイクショップは、「住所DX」を推進する日本郵便の取り組みに賛同、その普及に向け「GMOクラウドEC」に「デジタルアドレス」を導入した。今後はGMOメイクショップが提供するECサイト構築SaaS「makeshop byGMO」への導入も順次進めていく予定としている。
「GMOクラウドEC」で構築したECサイトでは、住所入力画面に「デジタルアドレス」の入力項目を追加できるようにした。これにより、ユーザーは、購入時の住所入力フォームに「デジタルアドレス」を入力するだけで、正確な住所情報を自動で呼び出すことができる。
GMOメイクショップは、日本郵便がめざす「デジタルアドレス」の社会インフラ化という大きなビジョンと歩調を合わせながら、ECサイトにおける住所入力の効率化と正確性の向上に向けて、連携して取り組んでいくとしている。
著者情報
EC運営者向けの解説記事とニュース記事を中心としたメディアサイト「ネットショップ担当者フォーラム」を運営しています。
競合企業の動向チェック、消費者動向などがわかるニュース記事や、EC担当者の業務に役立つ実践的なノウハウ記事をはじめ、海外の最新事例や動向が学べる海外ECに関するコンテンツ、通販・ECの専門家によるコラムなどを掲載しています。
- 最新情報をGetできる無料メールマガジン「ネットショップ担当者フォーラム通信」はこちら