プラップジャパンのグループ会社で、デジタルマーケティング支援を手がけるプレシジョンマーケティングは、「TikTok Shop運用支援サービス」の提供を始めた。
日本で本格的に始まった「TikTok Shop」の導入および運用を検討する企業に対し、PR視点と中国市場で培ったEコマースのノウハウを活かした包括的な支援を提供する。
プレシジョンマーケティングが提供する「TikTok Shop運用支援サービス」は、戦略立案からアカウント開設、コンテンツ企画・制作、インフルエンサー活用、広告運用、分析・改善までを一気通貫で支援。特に、プラップジャパンが強みとするPR視点でのコミュニケーション設計と、プラップグループが持つ中国版TikTok「抖音(Douyin)」におけるEコマースの実績を組み合わせることで、認知拡大と売上向上を両立させるとしている。
なおプラップジャパンは、中国版TikTok「抖音(Douyin)Shop」の運用において多数の成功事例を持つ万美林(北京)文化传媒有限公司と業務提携しており、同社が蓄積したノウハウを日本の顧客に提供できる体制を整えているとしている。

「TikTok Shop運用支援サービス」の特長は次の通り。
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アカウント開設・運営サポート
ショップ開設・申請手続き、商品登録、運用戦略の策定など、初期段階から支援する。 -
成果に繋がるコンテンツ企画・動画制作
ブランディング戦略や成果を考慮した動画広告やバナーを制作。生成AIも活用し、早期に「勝ちパターン」を確立する。 -
クリエイター(インフルエンサー)活用支援
商材にマッチしたインフルエンサーの選定から、アフィリエイトプログラムの活用まで支援。売上の7割を占めるとされるクリエイター経由の成果を最大化する。 -
ライブ配信の企画・運用
リアルタイムでユーザーと繋がり、商品の魅力を最大化するライブ配信を企画・実行する。 -
デジタル広告・SNS運用
TikTok広告に加え、各種SNS広告やデータ分析を組み合わせ、本質的な成果向上をめざす。 -
包括的な分析と改善提案
アクセス解析ツールを活用し、施策評価、課題抽出、改善提案を実施。アトリビューション分析により広告の貢献度も可視化する。
ショート動画プラットフォーム「TikTok」はユーザーとの新しい接点として重要性を増している。6月30日よりEC機能「TikTok Shop」を提供開始したことで、ユーザーがコンテンツ視聴からシームレスに商品購入まで行える「ディスカバリーEコマース(発見型EC)」の市場が日本でも本格的に立ち上がることが予測されるという。
この新たなビジネスチャンスに対し、多くの企業が「TikTok Shop」への参入を検討する一方で、「何から始めるべきか分からない」「売上につながるコンテンツが作れるか不安」「効果的な運用方法がわからない」といった課題に直面すると想定されると見ている。こうした状況を踏まえて、プラップジャパンは新サービスを開発した。
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