中国PDDホールディングスの越境ECモール「Temu」が、日本国内の販売事業者を招致し「Temu」への出品・出店を実現するためのプログラムを開始した。名称は「Local-to-Local」で、招待制を採用している。
「Local-to-Local」は現在、米国、メキシコ、英国、ドイツ、フランス、イタリア、オランダ、スペイン、ベルギー、オーストラリア、ポーランド、チェコ、ハンガリー、ルーマニア、スウェーデンなどの市場でも展開している。
対象は日本国内で登記され、国内に在庫を持つ販売事業者。プログラムに参加することで、国内倉庫から迅速な配送を実現、大型商品を含む幅広い商品の販売が可能になるという。「Temu」での販売者は無料で登録できる。
「Temu」では新規販売事業者の50%以上が、登録後20日以内に初回販売を実現。事業者は新たなビジネスチャンスをつかみ、消費者への迅速なリーチが可能となっているという。
「Temu」は2022年9月の米国でサービス開始以来、現在では北米、欧州、中東、アフリカ、アジア、オセアニアを含む世界80以上の市場で展開。日本では2023年7月にサービスを始めた。
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