Criteoは、リテールメディア・プラットフォームをNTTドコモとオールアバウトライフマーケティングが共同運営する総合通販サイト「dショッピング」に導入した。
Criteoの「リテールメディア・プラットフォーム」は、小売事業者のファーストパーティ・データをAIエンジンが分析、購買意欲の高いユーザーに興味関心の高い最適な商品をリアルタイムで特定し、パーソナライズした広告を配信するリテールメディアプラットフォーム。
ユーザーの認知度を向上して検討を促すコマースディスプレイ広告、購買を促すスポンサード広告、オフサイト広告とそれぞれ異なる効果と目的に応じた広告手法を通じて、フルファネルでのリテールメディア広告キャンペーンを1つのプラットフォームで一元管理する。
「dショッピング」への導入によって、出店店舗は自社商品のリーチを拡大し、買い物客の興味・関心に即したパーソナライズ広告を配信できるようになる。新規顧客の獲得からコンバージョンまでの購入プロセスを強化できるとする。
また、セルフ型のリテールメディア・プラットフォームを活用することで、広告主となる店舗はキャンペーンの内容を柔軟かつ容易に調整・変更できる。自社の広告予算に応じた効率的な広告運用が可能になり、小売事業者が抱える広告枠運営の煩雑さを軽減できるとしている。
ブランドや広告主は新しいチャネルで新規顧客獲得から購買、運用から効果測定まで、1つのプラットフォームでシンプルにキャンペーンを実施できるようになるという。
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