クーミルは、Web集客の実態に関する調査の結果を発表した。事業者が過去と現在で最も注力しているWeb集客施策は「SEO」がトップ。現在のWeb集客の年間予算は「101~300万円」の回答割合が最も多かった。
調査対象は経営企画部またはマーケティング担当者500人で、調査期間は2025年3月21日~5月15日。
過去に実施した施策、失敗経験、原因は?
実施した施策は「SEO」「リスティング広告」が多い傾向
過去に実施したWeb集客の施策は「SEO」が最多で254人。「リスティング広告」が205人、「SNS広告(Instagram、 Facebookなど)」が177人で続いた。

Web集客施策で失敗の経験ありが66%
これまでのWeb集客施策で「失敗した」と感じた経験の有無は、「ある」が66%、「ない」が34%だった。

失敗の原因は「費用対効果の悪さ」「広告効果が継続しない」
Web集客施策の失敗の原因として当てはまるものは、最多が「費用対効果が悪かった」で271人、続いて「施策をやりっぱなしで改善できなかった」が193人、「広告効果が継続しなかった」が167人だった。

現在注力している施策、Web集客の年間予算は?
最も注力している施策1位はSEO
現在、Web集客に最も注力している施策を聞いたところ、「SEO」が最多で133人、続いて「リスティング広告」が74人、「SNS広告(Instagram、 Facebookなど)」が71人だった。

Web集客の年間予算は「101~300万円」が最多
現在のWeb集客の年間予算を聞いたところ、最も多かったのは「101〜300万円」で179人、続いて「51〜100万円」が134人、「〜50万円」が87人だった。

調査概要
- 調査対象:経営企画部またはマーケティング担当者500人
- 調査方法:インターネット調査
- 調査期間:2025年3月21日~5月15日
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