楽天グループと楽天ペイメントは2月20日、「楽天ポイントカード」を通じて蓄積された膨大なオフライン購買データを活用する新しい商品サンプリングメニュー、「楽天ペイメントDM ID-POS郵送サンプリング」の提供を開始した。
この新メニューは、楽天IDを基盤とした広告プラットフォーム「Rakuten Marketing Platform」における「RMP - Direct Message(DM)」のラインアップとして追加したもの。実店舗での利用が多い「楽天ポイントカード」由来のオフライン購買データと連携することで、ユーザーのリアルな消費行動を具体的に把握し、極めて精度の高いプロモーションを実現するという。
「楽天ペイメントDM ID-POS郵送サンプリング」の最大の特長は、特定の「楽天ポイントカード」導入企業において、ID-POSデータを活用し「過去に特定の商品を購入したユーザー」をピンポイントで抽出できる点。抽出された対象者に対して直接商品サンプルを郵送できるため、広告主はターゲットに対して「実際の商品体験」を提供し、競合他社からのブランドスイッチを効果的に促すことが可能になる。
さらに、楽天IDに基づいたデータを活用することで、サンプル送付から一定期間が経過した後に、商品やブランドに対する感想、今後の購入意向などを探るアンケート調査も実施できる。これにより、単なる配布に留まらない、顧客のインサイト把握までをサポートする。
また、特定の「楽天ポイントカード」導入企業であれば、サンプリング実施後の購買行動をデータから分析・可視化することも可能だ。施策が実際の売上にどう繋がったかを定量的に把握できるため、PDCAサイクルの高速化に寄与する。なお、オフライン購買データの連携対象については、契約済みかつ承諾を得た導入企業に限定されるとしている。
オンラインとオフラインのデータがシームレスに繋がることで、EC事業者やメーカーにとっても、より「外さない」マーケティング施策の選択肢が広がることになりそうだ。
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