ZETAは、リテールメディア広告、ロイヤルティ向上の領域で、Sprocket(スプロケット)と業務提携したと発表した。目的はZETAとSprocketのソリューションを融合させることで、精度の高いリテールメディアとリスティング広告を実現し、新たな価値の提供を実現するため。
提携による具体的なサービス内容、導入事例については今後発表するとしている。
ZETAによると、主要購買層がデジタルネイティブ世代へ移行し、SNSの浸透と影響力が拡大、ECサイトはUGC(ユーザー生成コンテンツ)、ハッシュタグ、リテールメディアなどさまざまなコンテンツを組み合わせた「コマースメディア」へと進化。ECサイトの顧客体験(CX)を向上させる新たなマーケティング基盤として、UGCが果たす役割が大きくなっているという。
ZETAはこうした背景を踏まえ、Sprocketとの業務提携を決めた。
Sprocketは、データ収集から分析、施策立案、実行まで一気通貫で実現できるプラットフォームを、BPaaS(Business Process as a Service)ソリューションとして提供している企業。ZETAは、大規模ECサイトへの導入実績とAIを活用した最適化技術を強みとしたEC商品検索・サイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」を中心に「ZETA CXシリーズ」を展開している。

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