レスキュー損害保険は、EC事業者などを対象に、「置き配」の盗難被害などを補償する「置き配盗難保険」の販売を始めた。
「置き配盗難保険」は個人加入できるタイプではなく、事業者が保険契約者となり、商材に「置き配」盗難保険を付帯するもの。たとえば、クレジットカード会社が付帯サービスとして提供する保険、EC事業者の会員サービスに付帯する保険などを想定しているという。
普通保険約款に定める「置き配」の定義は「入居物件の敷地内の被保険者が指定した場所(玄関前、置き配バッグ、宅配ボックス、車庫、物置など)に配達業者が非対面で動産を届けるサービス」。この定義を踏まえ、「置き配」で盗難に遭った時は損害額を補償する。
一般的な火災保険や家財保険は、住宅の軒下に置かれた配送物の盗難は補償対象で、軒下ではない場所の配送物の盗難は補償対象外という。そこでレスキュー損害保険の「置き配」盗難保険は、軒下であるかどうかにかかわらず補償することが特長という。
置き配盗難保険の保険料は次の通り。
- 保険金額10万円:月額保険料4.7円
- 保険金額20万円:月額保険料6.1円
- 保険金額30万円:月額保険料7.0円
- 保険金額40万円:月額保険料7.6円
- 保険金額50万円:月額保険料8.0円
保険金額は、1被保険者あたりの保険料。置き配の盗難および自宅内の動産の盗難も含む。被保険者は個人に限り、被保険者の同居人も補償する。
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