LINEヤフーは9月から、ビジネスモデルの転換および提供サービスの高度化に対応するため、「Yahoo!ショッピング」の出店プランを大幅に改定する。
最大の特長は、2013年の「eコマース革命」以来、長らく無料を維持してきた月額システム利用料と売上ロイヤリティの有償化だ。具体的な適用条件については、各出店ストアへ個別に案内が送る予定としている。
これまで無料だった月額システム利用料は1万円(税別)に、売上ロイヤリティは2.5%へと変更。一方で、従来1.5%だったキャンペーン原資負担金は撤廃する。また、任意加入のプロモーションパッケージについては、3%から2%へと引き下げ、ストアの負担軽減を図る。なお、初期費用については引き続き無料を維持する。
LINEヤフーはこの方針転換について、「LINEショッピングタブ」への商品露出拡大や、最先端AIを用いたユーザーの購買体験向上、さらにストア側の運営効率化を支援する機能強化など、サービス基盤の拡張に伴う見直しだと説明している。
LINEアプリ内のショッピングタブ経由で発生する新たな送客手数料を設ける。料率は商品カテゴリによって異なるが、2〜4%の範囲で設定する。LINEヤフーは、LINEの圧倒的なユーザー数を「Yahoo!ショッピング」へ誘導することで、出店者のさらなる売上拡大を狙う。
「Yahoo!ショッピング」は2013年、当時の常識を覆す「eコマース革命」を掲げ、出店料やロイヤリティの無料化を断行した。今回の変更は、その革命から数えて実に13年ぶりの大改定となる。
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