LINEヤフーは4月以降、コミュニケーションアプリ「LINE」内の「LINEショッピングタブ」において、「Yahoo!ショッピング」の掲載商品を順次拡大する。「Yahoo!ショッピング」出店者が支払う手数料は、当該タブ経由で発生した商品購入額の2~4%。なお、具体的な料率は商品カテゴリによって変動する仕組みだ。
「LINEショッピングタブ」は、2025年9月から一部のユーザーを対象に先行公開されていた機能で、LINEアプリのインターフェース刷新に合わせ、独立した「ショッピング」タブを設置。これまでは「LINEギフト」などの商品を軸に展開してきたが、今後はAIによるデータ活用を強化し、ユーザーごとに最適化されたレコメンド型ECサービスをめざす。
LINEヤフーの分析によると、「Yahoo!ショッピング」とLINEショッピングタブでは、利用者の属性や購入目的が異なる。検索を起点とする従来のECに対し、LINE上では潜在的なニーズに働きかける「提案型」の販売が可能となるため、EC事業者にとっては新規顧客の開拓と流通額の底上げが期待できるとしている。
プロジェクトは2023年から開発が進められてきた。当初の計画からは若干の遅れが生じたものの、2025年秋のテスト運用を経て、いよいよ本格的な展開が始まる。
LINEヤフーは、このショッピングタブをLINEが展開するコマース事業の「ポータル」と位置づけている。雑誌を眺めるような感覚で予期せぬ商品と出会う「ながら買い」の体験をユーザーに提供することで、日常のコミュニケーション動線からシームレスな購買行動を創出する狙いだ。
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