SaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」のフューチャーショップは2026年4月に、EC事業者向けのCRM・メールマーケティング基盤「future Scenario Cast(フューチャーシナリオキャスト)」の提供を始める。「futureshop」および「futureshop omni-channel」利用企業を対象に、高度化するCRM施策をより手軽に、かつ継続的に実行できる環境を提供することを目的としている。
管理画面に統合されたシームレスなCRM環境
「future Scenario Cast」は、イー・エージェンシーが提供する「DATA CAST for futureshop」を基盤としたOEMサービス。「futureshop」の標準機能として管理画面に搭載する。これにより、従来の標準メール機能では実現が難しかった高度な施策を、外部システムを意識することなくシームレスに運用できる。
昨今のEC市場では、単なるメルマガの一斉配信だけではLTV(顧客生涯価値)の向上が難しくなっている。ブランドの世界観を伝えるHTMLメールの活用、顧客の行動を起点としたステップ配信、さらにはLINEや郵送DMを組み合わせたクロスチャネルでのアプローチが不可欠となっている。こうした市場ニーズに応えるため、専門知識がなくても直感的に操作できるHTMLエディターや、運用の自動化機能を標準化した。
主な提供機能と料金体系
リリース時点で提供する主な機能は以下の通り。
- 直感的なHTMLエディター: 専門知識不要で表現力の高いメールを作成可能
- 自動化シナリオ: キャンペーン配信やステップ配信などの運用自動化
- クロスチャネル対応: メール・LINE・郵送DMによる複合的なアプローチ
- 詳細な分析: セグメント配信の効果計測
料金体系は、小規模な運用から始めやすい通数課金制を採用している(価格はすべて税抜)。
| 月間配信通数 | 利用料金(月額) |
|---|---|
| 5,000通まで | 0円 |
| 10,000通まで | 5,000円 |
| 30,000通まで | 10,000円 |
| 100,000通まで | 20,000円 |
先行導入キャンペーンでスムーズなスタートを支援
4月の本格リリースに先立ち、基盤となる「DATA CAST for futureshop」を対象とした先行導入キャンペーンを実施する。CRM施策はデータの蓄積やシナリオ設計に相応の準備期間を要するため、早期に運用を開始することで、新サービスへの移行時もスムーズに施策を継続できるメリットがある。
キャンペーン期間中は、初期費用や月額費用が最大12万5,000円相当無料となる。2月には詳細を解説するウェビナーも予定されており、フューチャーショップは「ECプラットフォームと一体となったCRM基盤」としての進化をさらに加速させていく考え。
著者情報
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